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天才軍師流 人の動かし方

コミュニケーション 竹中半兵衛

仕事などではよくあることだと
思うのですが
どうやったらこの人は
動いてくれるんだろう?
という悩み。

 

指示の出し方
お願いの仕方というのは
まあ相手に応じて使い分ける
ことにならざるをえないのでしょうね。

 

俗に秀吉の軍師といえば
2014年大河ドラマにもなった
黒田官兵衛
そして、竹中半兵衛といわれます。

 

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今回はこの半兵衛流「人の動かし方」の
逸話をご紹介します。

 


半兵衛は戦場で兵の配置が気に入らないと
主君である秀吉の命令を待たず
に位置を変えさせていたといいます。

 

とある合戦で、秀吉軍として参加した
ある武将が自分の家臣にこう言いました。

 

「いつも半兵衛に配置を変えさせられて
 気に入らん。今日こそは変えんぞ」

 

そこへ半兵衛が馬でやってきて
少し離れたところでおりました。
もの静かに歩みより
手を膝について言いました。

 

「貴殿の兵の配置も旗の立て方も
 まことに見事で感じ入りました」

 

とほめたので、その武将が嬉しそうに

 

「秀吉殿へよろしくお伝えください」

 

と言うと、半兵衛がこう言いました。

 

「秀吉様のお考えでは、
 足軽をもっとこちらへ、
 旗をあちらへ備えたなら
 ますますよくなるとのことでございます」

 

「それはごもっとも」

 

とその武将は半兵衛の言ったことに
従って配置を変えました。

 

半兵衛が立ち去った後に
その武将は家臣にこう言いました。

 

「半兵衛の命令だとわかっていても、
 背くことができないように
 しむけてくるのう…」

 


最近はあまり使われない
『知らぬ顔の半兵衛』
という言葉があります。

 

この逸話でも相手の様子を察したうえで
離れたところで馬を降り知らん顔して
近づいてきたんだろうなという
映像が浮かんできます(^^;

 

まず、相手を認めた上で
いわゆる権威として秀吉の名前を出して
相手が受け入れやすいように指示を出す。
といったところでしょうか。

 

その相手にとって
どのようにすれば反発せずに
受け入れやすいか。
相手のタイプに応じて依頼をするためには
いつもちゃんと相手を見ることから
はじめる必要がありそうですよね。